モデラ正式譲渡になりました!
ブログでの報告が遅くなりましたが、モデラ正式譲渡になりました🎊✨
モデラは去年の7月頃、たまゆらにやってきました。
モデラを保護したリトルキャッツの代表yuuさんから、
あまりにも人慣れが進まなかったら、戻しても大丈夫と言われていた子でした。
お店に来た子でそんな風に言われた子は今までいなかったので、
どれだけ手強い子なんだろうと思った記憶があります。
フワフワの長い毛にぬいぐるみのような穏やかで丸いフォルムには似つかわしくないと感じるほどの厳しく警戒心の強い目をしていたモデラ。
近づくと、シャーは当たり前で、パンチもよく出ていました。
フロアデビューしてからも、しばらくは受付の内側にこもって、
たくさんの人の出入りがあるお店の空間を、ひっそりと息を殺す様に生活していました。
それでも徐々に撫でさせてくれるようになり、他の子と一緒にご飯を食べるように。
おそるおそる近づくとシャーorパンチが出るので、
モデラを触る時は、気軽に見知った人という体で、オクターブあげて「モデラ~♪」と近づき撫で始めてください、とよくお客様にご案内していました(笑)。
撫でると「そこそこ~」と身を委ねてきて、撫でるのをやめると「やめちゃうの?」とこちらをじっと見つめる姿は甘えん坊の片鱗を感じさせるほど、モデラは人との距離を縮めてくれているようでした。
基本は、お客様の手の届かないところで過ごしていることが多かったので、
モデラがフロアをそっと歩いているだけで、常連さんからは無言の歓声(怖がりのモデラを驚かせないため)が聞こえるようでした。
特に歩いてる後ろ姿の足のモッッフモフがなんとも言えず可愛く、
ニッカポッカ履いてます?なんてお客様に言われていました(笑)。
ある日、少し遠くからたまゆらに足を運んでくださったお客様がいらっしゃいました。
猫の譲渡を希望されているそのお客様の生活環境や希望されている子のお話しをお伺いしていると、
モデラがピッタリのように感じ、モデラを紹介させていただきました。
その時、モデラはキャットステップの上の方にいました。
「モデラの近づき方&撫で方」をご案内する前に、そのお客様はモデラを撫でていてモデラも嬉しそうに身を委ねていて、驚いたのを覚えています。
その光景があまりにも穏やかで眩しく、モデラの赤い糸が見えたような気がしました。
見えたような気がした赤い糸はしっかりモデラとお客様を繋いでいて、
後日、正式にモデラに譲渡希望を出してくださいました。
モデラのトライアル出発のお知らせをたまゆらのSNSですると、
たくさんのお客さまからお祝いのメッセージをいただきました。
猫のことがそんなに好きではないであろうモデラ。
でも甘えん坊の一面も発揮してくれつつあったモデラにとって、
多くのお客様の出入りがあり、猫の入れ替わりが頻繁にある保護猫カフェという場所が
決して居心地の良いものではなかったと多くの常連さんが感じていたと思います。
そんなモデラのことを多くの方々が心配してくださっていて、
トライアル決定を喜んでくださっていることがとても嬉しかったです😻✨
そして…モデラのトライアル初日はこんなかんじ…。
想定の範囲内でしたが、洗濯機の下に潜り込んで出てこなかったりしたらしく、
環境の変化で、たまゆらに来たばかりの頃のモデラに戻っちゃうかな?と心配しましたが、
1週間ほどで、里親様から送られてくる写真に変化が…。
もう撫でられてる!✨
トライアル前半は、こたつを占領していたようです。
こたつ初体験であったであろうモデラは、この世にこんな快適なものがあるなんて!と思っていたに違いありません(笑)。
夜鳴きもあったようですが、「夜は元気な夜鳴きが聞こえてきます(笑)」と笑ってやり過ごしてくださる里親様はとても心強く、そして愛情深く、有難かったです。
トライアル後半にはお名前を呼ぶと返事をするようになり、
おもちゃで遊んだり、里親様お二人に順番に撫でてもらってる様子も見ることができ、
モデラは無事、正式譲渡になりました!
モデラは「ポテト」という新しい家族の名前をつけてもらいました✨
ポテポテと歩く姿と、ポテトのように多くの人に愛される存在になるように、という想いが込められているそうです。
なんて愛らしく、モデラにぴったりの名前なんだろう!と笑ってしまいました!
モデラのことをよく見ているからこその納得の命名ですね!
ポテちゃんのような人馴れしていない子が徐々に人間に心を許してくれる姿は、
筆舌に尽くしがたいほど感動的で、本当にかけがえのない時間です。
ポテちゃん、数々のまばゆい瞬間をありがとう。
ポテちゃん、里親様、末永くお幸せに!
(スタッフ戸田)
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