しまちゃん正式譲渡になりました
しまちゃんは推定2歳前後の女の子。
2018年1月終わりにたまゆらに来ました。
猫さんが苦手なのかフロアデビューした時に自分以外の猫全員にシャーシャーのご挨拶で、随分と気の強い子が来た…!と思ったのを覚えています。
幸いシャーシャーはしばらくしたら落ち着いて、その後はほどほどの良い距離で過ごすことが出来、遊び好きの一面も見せてくれるようになりました。
ただ、やはり集団生活や猫の入れ替わり、不特定多数のお客様の出入りがストレスだったのか、たびたび体調を崩すようになってしまったしまちゃん。
通院より入院の方がストレスが少ないかな、と病院にお預けすることもありました。
するとしまちゃん、まるで自分だけの個室感覚になるのか、病院でご機嫌で過ごしてくれるのです。
それならば、とバックルームでのんびり過ごしてもらおうと隔離すると、今度は寂しいらしく隣の部屋から悲しげな声が。スタッフがバックルームに行くと嬉しそうに寄り添ってくれるのですが、ずっとバックルームにいるわけにもいきません。賑やかなのは苦手だけど、独りぼっちも駄目なようです。
病院ではただ個室というのではなく、先生や看護師さんが時間を作っては構ってくれていてご機嫌だったのだと気が付きました。(本当にありがとうございます)
これはもう早くずっとのお家に行くしかない、また体調を崩してしまわないようそれまでは出来る限りフォローしてあげよう、と覚悟を決めました。
開店準備中よく冷蔵庫の上で寝ていたしまちゃんの為に、それまでは猫立ち入り禁止だったキッチンに営業中も入れるようにしたのもその頃です。
そんなしまちゃんにお声を掛けてくれたのは、先代の猫さんを少し前に亡くされたご家族でした。
しばらくお店に通ってくださったのち、一人っ子を希望されているとご相談いただいたので一人っ子気質の猫さんをご案内し、家族会議の末しまちゃんを迎える決断をされました。
しまちゃん、念願の一人っ子で甘え放題の生活がスタートです。
最初の頃は緊張がなかなか解けなかったしまちゃん。
確かにトライアルのご報告写真はまだお顔がこわばっていて、環境の変化に戸惑っている様子がうかがえました。
それでも里親さんはしまちゃんの為にどうしてあげるのが良いか一生懸命考えてくださいました。
その甲斐あってか1週間が経過するころにはすっかり慣れ、トライアルが終了するより前に「これからは、我が家の大事な箱入り娘として育てます」と正式譲渡宣言をいただいたのです。
そのあとにお送りいただいた写真には、幸せなしまちゃんの表情がたくさん!
お持たせにいただいたお気に入りのベッドです。
お店ではたまにしかお膝に乗らなかったしまちゃん。
お家では美声で奥さまの後をついて歩き、ご家族の腕の中で寛ぐ毎日とのことです。
名前は変わらず「しま」とのこと。
おめでとう、しまちゃん!
末永くずっとずっとお幸せに‼
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